【体験者に聞く】顔の脂肪吸引・バッカルファットの名医とは?失敗しないおすすめは…
数ある小顔・フェイスラインの施術の中で、小顔効果をきちんと実感できると言われているのが「脂肪吸引」です。メリットがある一方で、ダウンタイムの長さ、内出血、腫れ、むくみが現れるなどのデメリット、副作用などのリスクもあります。
今回は、顔の脂肪吸引と一緒にバッカルファット除去の施術を受けたななさんにインタビューをしました。顔の脂肪吸引を検討している、あなたの参考になると嬉しいです。
お話を伺った「ななさん」について
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ななさんのプロフィール
三重県出身の27歳
現在は東京在住 -
美容医療歴 他のインタビューを見る
- ・二重埋没(2回)
- ・目頭切開(1回)
- ・二重切開(1回)
- ・涙袋ヒアルロン酸(約5回)
- ・鼻ヒアルロン酸
- ・鼻尖部軟骨移植(鼻への耳介軟骨移植)
- ・鼻プロテーゼ
- ・鼻再手術(プロテーゼ除去、新プロテーゼ、鷲鼻修正骨切り)
- ・長い鼻矯正、鼻翼軟骨移植(耳軟骨、鼻軟骨)
- ・唇ヒアルロン酸
- ・セットバック(下あご)
- ・輪郭3点(顎先再手術)
- ・エンドタイン額挙上4点固定
- ・脂肪注入(額、前頬、ほうれい線)
- ・脂肪吸引(頬、顎)
- ・脂肪吸引(二の腕)
- ・バッカルファット除去
- ・ホクロ除去(顔全部)
- ・糸リフト(ミントリフト)
- ・ボツリヌストキシン注射(エラ、顎、肩)
- ・アートメイク(眉毛 リップ アイライン)
- ・レーザー系(ダーマペン、PTP、ハイフ)
- ・点滴(白玉点滴、血液クレンジング)
- ・医療脱毛(全身、顔、VIO)
- ・逆まつげ矯正手術
- ・顎下に脂肪溶解注射
- ・眼瞼下垂の手術
Q1.今まで受けてきた顔の脂肪吸引、バッカルファット除去について教えてください。
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1回目:脂肪吸引(頬・顎下)+ミントリフト(6本)+バッカルファット除去
- ・大手美容クリニック(大阪・心斎橋)
- ・手術日:2019年1月24日
- ・費用:合計¥670,000
※麻酔代、フェイスバンド代は別(料金不明)
- ・脂肪吸引の方法:ベイザー脂肪吸引
- 2018年10月のななさん
- 2019年11月のななさん
2回目:脂肪吸引(頬・顎下)+ビーナスレーザー
- ・H美容外科(韓国)
- ・手術日:2023年9月7日
- ・費用:200万ウォン(当時のレートで¥221,722)
※麻酔代とフェイスバンド代込み
※痛み止めなどの薬代は別(料金不明)
- ・脂肪吸引と同時に輪郭3点・鼻再手術を行いました。
- ・ビーナスレーザーは、脂肪と取る前に脂肪を取りやすく十分にふやかして、肌を収縮してくれるレーザーです。
【解説】脂肪吸引とは?
気になる部位の皮下脂肪を吸引することで除去し、美しいボディ・フェイスラインを得ることを目的とした施術です。体重減少を目指す痩身のための施術ではありません。
【解説】バッカルファット除去とは?
口内を切開し、頬の内側の深い層にある脂肪(バッカルファット)を除去することで、頬のたるみや張りを改善し、フェイスラインを美しく整えます。
Q2.数ある小顔施術の中で脂肪吸引・バッカルファット除去を選んだ理由を教えてください。
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小顔施術の中でも脂肪吸引・バッカルファット除去を選んだ理由は、友人が脂肪吸引とバッカルファット除去の施術を受け、効果が目に見えたためです。また、そのときに友人から教えてもらって「バッカルファット除去」という施術を知りました。
脂肪溶解注射も考えましたが、しっかりと確実に効果が欲しいと思ったため、脂肪溶解注射ではなく脂肪吸引とバッカルファット除去にしました。
ボツリヌストキシン注射とHIFU(ハイフ)に関して、私の場合は小顔効果があまり実感できませんでした。糸リフトは、脂肪吸引とバッカルファット除去も同時にしたため糸リフト自体にどれほどの効果があったかわかりませんが、術後に小顔効果をしっかりと感じることができました。
【解説】脂肪吸引・脂肪吸引注射・脂肪溶解注射の違いは?
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・脂肪吸引・脂肪吸引注射の違い
どちらも身体の気になる箇所の脂肪を吸い出すことで、物理的に脂肪を取り除きます。即効性が期待できる施術といわれています。脂肪吸引で用いる吸引管は直径4mm前後、脂肪吸引注射では2mmに満たないものを用います。吸引できる脂肪量も異なり、脂肪吸引注射だと、ボディラインの大きな変化は期待できませんが、目の下・小鼻などの顔の細部のボリュームを落とすなど効果を期待できます。
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・脂肪吸引注射・脂肪溶解注射の違い
脂肪吸引注射は、脂肪を物理的に吸引する施術なので、即効性が高いといわれています。一方、脂肪溶解注射は、薬剤を注入することで脂肪を溶かし、老廃物とともに体外へ排出させます。複数回の施術を重ねることで、効果を実感することが多いとされています。
Q3.脂肪吸引・バッカルファット除去の名医、上手いクリニックをどうやって探しましたか?
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脂肪吸引・バッカルファット除去では、先生やクリニックで大きな差がないと考え、費用のみで比較検討しました。
1回目の大手美容クリニック(大阪・心斎橋)を選んだ理由は、①費用が安くモニター価格で手術を受けることができたこと、②貯まっていたポイントを使えたことの2点です。2回目のH美容外科(韓国)を選んだ理由は、同時に施術を受けた輪郭3点の症例が好みだったのと、費用も高過ぎなかったためです。脂肪吸引のみの症例は見ずに、輪郭3点の症例のみを確認してクリニックを決めました。
Q4.脂肪吸引・バッカルファット除去のカウンセリングで、医師に伝えるべきこと、すり合わせるポイントは何ですか?
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①理想の顔(フェイスライン)、②顔のどこが気になるのか、③顔がこけてしまった場合どのような対応をしてもらえるのか、この3点を先生としっかり話し合うことでより理想に近づけると思います。
フェイスラインには特に理想がなく「取れる脂肪は全てとって欲しい」とだけ伝え、効果をしっかりと感じることができました。しかし、友人から「顔がこけて見える。もっとお肉ある方が女性らしくみえるよ。」と言われることがあり、私自身そこまで気にしてませんが「脂肪吸引の際、脂肪を取りすぎたのかな」と思うこともあります。
Q5.脂肪吸引・バッカルファット除去の前日までにやっておいたほうがよいことはありますか?
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脂肪吸引、バッカルファット除去の前日までにしておいた方が良いことは3つあります。
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①少し大き目の帽子を用意しておく。
脂肪吸引の施術後には、フェイスバンドをすることになります。フェイスバンドが丸見えだと外に出づらいので、少し大きめの帽子を準備しておくことをおすすめします。帽子とマスクがあれば、フェイスバンドをしていてもあまり気にせず外を歩けます。夏だとマスクや帽子をずっとかぶっていると暑いと思うので、涼しい季節に脂肪吸引をするのが良いと思います。 -
②施術後、最低3日間はお休みを確保しておく。
フェイスバンドは、術後3日間は食事やお風呂の時間以外は装着するようにしていました。人前に出る仕事をしている場合は、最低3日間はお仕事のお休みを確保しておくと良いと思います。 -
③食べやすい食料を準備しておくこと。
術後は口が開きにくかったので、茶碗蒸しや豆腐などあまり噛まなくて、食べやすいサイズにできるものを3日ほど食べていました。飲み物もストローがある方が飲みやすいので、ストローも準備しておくと良いです。バッカルファット除去で口の中を縫っていたため、抜糸するまで口の中に違和感がありました。
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Q6.脂肪吸引・バッカルファット除去の当日から、顔の腫れのピークなどダウンタイムの経過を教えてください。
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脂肪吸引(頬・顎)+バッカルファット除去
3日後のななさん
- 【施術当日】
- 手術中に痛みはなかったのですが、口に違和感があり、フェイスバンドや腫れから口が動かしにくく話しにくい状況でした。内出血などはあまりなかったです。
仰向けで寝て、できるだけ頬が枕やシーツに当たらないようにしていました。 - 【2~3日後】
- 顔の腫れがピークで顔がパンパンでした。
- 【7日後】
- 抜糸をしました。
- 【10日後】
- 腫れがほとんどなくなり、友人と遊びに行くようになりました。
- 【1ヶ月後】
- 「定期的に脂肪吸引した箇所を、手で揉んでマッサージしてください」と大手美容クリニックの先生から指示があったため、1ヶ月ほどは簡単にマッサージしていました。
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脂肪吸引(頬・顎)+バッカルファット除去
Q7.脂肪吸引・バッカルファット除去の施術を実際に受けて感じたメリット・デメリットは?
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脂肪吸引・バッカルファット除去のメリット
- ・顔の脂肪が取れるので、顔がすっきりと小さくなる。
- ・気になるところを多めに脂肪吸引したりと調整することで、フェイスラインが綺麗になる。
- ・横顔が綺麗になる(はっきりとフェイスラインが出るため)。
- ・バッカルファット除去は口の中から脂肪を取るので傷が目立ちにくい。
脂肪吸引・バッカルファット除去のデメリット
- ・ダウンタイムが長い。
- ・フェイスバンドを装着するため、人前に出にくく、しめつけられるため生活がしにくい。
- ・術後3日目ぐらいまでは頬が腫れて話しにくい。
- ・脂肪を吸引しすぎると、頬がこけて見えてしまうリスクがある。
- ・口の中の違和感を感じて気分が悪くなる可能性がある。
Q8.顔の脂肪吸引・バッカルファット除去で失敗しないために、これから施術を受ける人にアドバイスをお願いします。
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私は脂肪吸引とバッカルファット除去をして顔がすっきりとして大人っぽい印象になったため、とてもやって良かったと感じています。特に顎のラインが綺麗に出て、横顔に自信がつきました。しかし、1回目の脂肪吸引の際、私はそこまで気にしていませんでしたが、少し頬の部分がこけてみえると言われたので、もう少し脂肪を残しておいても良かったのかなと思います。
数年後に脂肪移植をしてフェイスラインを再度整えたことで、今はとても満足しています。 (フェイスラインを整えるために脂肪を注入し、ハリを出し若々しい印象に変えるため前頬、ほうれい線、おでこに脂肪移植をしました。) 私のように再手術をしなくても良いように、脂肪をとり過ぎない、適正な量をしっかりとドクターと話し合うことが大切だと思います。
【まとめ】顔の脂肪吸引とバッカルファット除去で失敗しないために!上手い先生の見分け方は?
顔の脂肪吸引・バッカルファット除去で失敗しないために注意したいことは4点あります。
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①脂肪吸引・バッカルファット除去の症例件数や医師の経歴を確認!あなたにとっての名医を探しましょう。
顔の脂肪吸引やバッカルファット除去は、医師の技術の差がでる施術です。失敗しないために症例件数や経歴を確認し、あなたに合う名医をみつけましょう。 -
②「麻酔代」「フェイスバンド代」は、脂肪吸引・バッカルファット除去の施術費用に含まれる?それとも別料金?
脂肪吸引・バッカルファット除去に必要な「麻酔」「フェイスバンド」の料金は、脂肪吸引の施術代とは別料金とされているクリニックもあります。表示されている料金には、何が含まれているのか確認し、全部でいくら必要なのかを把握をしましょう。 -
③医師となりたい顔を共有!その上で、除去する脂肪の量を決めよう!
「せっかく脂肪を吸引するのだから、とれる脂肪は限界までとりたい」と考えがちかと思います。けれども「理想のフェイスラインになる」と「脂肪を限界まで吸引する」は別のことです。なりたい顔・理想のフェイスラインをすり合わせた上で、吸引する脂肪の量を相談しましょう。 -
④脂肪吸引・バッカルファット除去後のダウンタイムの生活を考え、必要な準備をしよう。
脂肪吸引・バッカルファット除去をした後には、フェイスバンドが必要だったり、日常生活に戻るまで時間がかかります。事前に食事の準備、お勤めの方ならお仕事のスケジュール調整をしておくことをおすすめします。
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