【体験者に聞く!】涙袋形成ヒアルロン酸注入の上手い先生・クリニックの見分け方
今回は、メスで切らずに、手軽にかわいくなれると人気の「涙袋へのヒアルロン酸注入」について、これまで5回施術を受けているななさんに伺いました。
お話を伺った「ななさん」について
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ななさんのプロフィール
三重県出身の27歳
現在は東京在住 -
美容医療歴 他のインタビューを見る
- ・二重埋没(2回)
- ・目頭切開(1回)
- ・二重切開(1回)
- ・涙袋ヒアルロン酸(約5回)
- ・鼻ヒアルロン酸
- ・鼻尖部軟骨移植(鼻への耳介軟骨移植)
- ・鼻プロテーゼ
- ・鼻再手術(プロテーゼ除去、新プロテーゼ、鷲鼻修正骨切り)
- ・長い鼻矯正、鼻翼軟骨移植(耳軟骨、鼻軟骨)
- ・唇ヒアルロン酸
- ・セットバック(下あご)
- ・輪郭3点(顎先再手術)
- ・エンドタイン額挙上4点固定
- ・脂肪注入(額、前頬、ほうれい線)
- ・脂肪吸引(頬、顎)
- ・脂肪吸引(二の腕)
- ・バッカルファット除去
- ・ホクロ除去(顔全部)
- ・糸リフト(ミントリフト)
- ・ボツリヌストキシン注射(エラ、顎、肩)
- ・アートメイク(眉毛 リップ アイライン)
- ・レーザー系(ダーマペン、PTP、ハイフ)
- ・点滴(白玉点滴、血液クレンジング)
- ・医療脱毛(全身、顔、VIO)
- ・逆まつげ矯正手術
- ・顎下に脂肪溶解注射
- ・眼瞼下垂の手術
Q1.前回のインタビュー(二重編)で、二重切開をした時に、涙袋へのヒアルロン酸注入も一緒に受けたと伺いました。二重の手術に加えて、涙袋にヒアルロン酸を注入をしようと思った理由や、きっかけを教えてください。
涙袋にヒアルロン酸を注入した理由は、涙袋をぷっくりさせてより目元を大きく見せたかったからです。また、涙袋がぷっくりとしたメイクが当時流行っていたので、より涙袋がある目元に憧れがありました。
施術を受ける前は、メイクで涙袋を描いていたのですが時間が経つにつれメイクが落ちてしまい、メイクでは理想の目元を維持させることは難しいと考えていました。
【解説】涙袋へのヒアルロン酸注入について
涙袋は、下まぶたの眼球に沿った膨らみのことで、ふっくらとしていると、やさしそうで愛らしい印象になります。好みの涙袋にするために、メスで切らずに、短時間で終わることからヒアルロン酸を注入する施術が人気です。
ヒアルロン酸はヒトの体の中に存在している物質で、コラーゲン、水分・潤滑性・柔軟性の保持などを担っています。透明なジェル状の製剤を注入することで、もともと体の中にあるヒアルロン酸と結合することで皮膚がふっくらとします。
Q2.涙袋に関して、参考にしたロールモデルはいらっしゃいますか?
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涙袋に関して参考にした芸能人などはいなかったです。ですが、垂れ目に見えるように涙袋にヒアルロン酸を入れたかったのでそのように要望を伝えて注入していただきました。目尻に多くヒアルロン酸を注入することで、垂れ目に見せることができると知りました。
Q3.先生や、クリニック選びについて教えてください。涙袋のヒアルロン酸注入を受ける際どのようにクリニックを選びましたか?
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二重切開と同時に施術を受けたのですが、「大手に行けば大丈夫」と思い、数か所でカウンセリングを受け、費用面で納得感のあった大手美容クリニックで施術を受けました。
Q4.今まで涙袋へのヒアルロン酸注入を5回受けている理由を教えてください。仕上がりに満足しなかったもしくは、効果を持続させるためでしょうか?
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5回ヒアルロン酸を注入した理由は、いずれも持続期間の問題でした。
当時は涙袋がしっかりとある目元が好きだったので、涙袋のヒアルロン酸が足りないなと感じると、その都度ヒアルロン酸を注入していました。なので「仕上がりに満足していない」とは当時思っていませんでした。今になって当時の写真を見返すと、涙袋にヒアルロン酸を入れすぎていたなと感じます。涙袋へのヒアルロン酸注入はすべて大手美容クリニックで行いました。誕生日月に使える誕生日ポイントと、会計時に都度貯まるポイントを使用していました。他の施術と一緒に涙袋にヒアルロン酸を注入することもありました。費用面を考慮し、他の施術のモニターを募集している同じ系列のクリニックに出向くこともありました。
一般的に涙袋ヒアルロン酸の持続期間は、3〜6ヶ月(半年から1年の説も)と言われています。私も3回目までは約半年おきに涙袋にヒアルロン酸を注入していました。
今は、涙袋へのヒアルロン酸注入を止めています。なぜかと言うと今は涙袋のない顔が好みで、最後に涙袋を入れてから3年経ちます。現在はほとんど涙袋は残っていません。しかし、目の下のクマが少し気になりクリニックでカウンセリングを受けた際に、クマではなく涙袋のヒアルロン酸がしこりになって少し残っていることを教えていただきました。しこりになるリスクを全く考えていなかったので、このまま続けていたら怖かったなと感じました。
Q5.涙袋へのヒアルロン酸注入を受けるにあたり、カウンセリングの前に知っておいた方がよいことはありますか?
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事前にデザイン・予算を決めておく事が大切だなと感じます。
涙袋にヒアルロン酸を注入すると言ってもさまざまな入れ方があります。「目尻に多めに注入してタレ目に見せたい」「左右差をなくしたい」など、どうなりたいのかデザインを決めていくことが大切だと思います。
「ヒアルロン酸注入〇〇円」と言うような広告を見てカウンセリングに行くと、カニューレ(ヒアルロン酸注入のための特殊な注射針)の追加や、ヒアルロン酸の増量やヒアルロン酸の種類で追加費用がかかることが多いので、追加費用がかかる可能性があることを考えておくことも大切だと思います。
Q6.美容クリニックの公式サイトを見ると、ヒアルロン酸は1cc単位の取り扱いが多いです。涙袋への注入量は片目0.2ccから0.3cc程度が標準です。余ったヒアルロン酸はどうなりますか?
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余ったヒアルロン酸は、唇に注入をしてもらったこともありました。その時は唇にヒアルロン酸を入れたいと思っていたわけではなく、その時の担当のドクターにおすすめしてもらいました。
※余ったヒアルロン酸に関しては、美容クリニックによって、取扱いが異なります。カウンセリング時に確認することをおすすめします。
Q7.涙袋へヒアルロン酸を注入するとき、痛みはありましたか?
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痛みはありました。ヒアルロン酸注入時は麻酔なしで行いました。注入前に保冷剤で冷やし、その後で涙袋に注入しました。痛かったですが耐えられる痛みだったので私は保冷剤のみで行いました。目で見ていなくても注入している感覚が分かるので、それが怖くてより痛みを感じました。
Q8.涙袋へのヒアルロン酸注入をして、上手かった先生、よかったクリニックに共通する点はありますか?
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少しづつ涙袋にヒアルロン酸を注入してもらい、鏡で確認させてもらって、先生に「ここを増やしたい」とお伝えし、何度か調整してもらって、どんどん完成に近づけていくという方法でしていただいたのは良かったです。
また、ヒアルロン酸の注入しすぎを止めてくれる先生は良かったなと感じます。当時の私は「ヒアルロン酸を限界まで注入したい」と思っていました。「足らなかったら後日追加で注入した方がいい」と先生からアドバイスをいただき、その日は追加無しで施術を終了しました。継続してヒアルロン酸を注入していると「よりぷっくりさせたい」という欲が出てくるのですが、それをしっかり止めてくれる先生に施術をしてもらうことが大切だなと感じました。
Q9.涙袋へのヒアルロン酸注入をして、残念だった先生、失敗と思ったクリニックに共通する点はありますか?
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ヒアルロン酸の注入位置が皮膚表面に近すぎて、透けて見えてしまう仕上がりになった時は失敗とまでは思いませんが、ヒアルロン酸が出てきてしまうのではないかと不安に感じました。ヒアルロン酸の注入は気軽にできる分、失敗することやデメリットを全く考えてなかった分、不安に思いました。
Q10.これから、涙袋へのヒアルロン酸注入を考えている方に上手い先生、クリニックの選び方をアドバイスしてください!
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ヒアルロン酸のデメリット・メリットを事前に理解して施術を受けることをおすすめします。
ヒアルロン酸注入は、気軽にできる分事前によく調べてからカウンセリングに行く方は少ないと思います。私もその1人でした。その日出勤しているドクターであれば誰でも良いと思い、ヒアルロン酸を注入した結果、ヒアルロン酸を入れたことで小さなしこりができてしまったり、注入部位が透明になってしまったりと、予測していなかったことが起こりました。
なので「ヒアルロン酸の注入だから、誰でも同じ、どこのクリニックでも同じ」と思わずに、先生の経歴や症例写真を見る事が大切だなと感じます。 大手美容クリニックでの施術しか受けたことがないですが、少量からヒアルロン酸注入ができるのか、余ったヒアルロン酸はどのように対応してもらえるのかも考えておくことも大切だなと感じます。
【まとめ】涙袋へのヒアルロン酸注入の上手い先生、クリニックの見分け方
今回は、涙袋へのヒアルロン酸注入の施術を5回受けたななさんにお話をうかがいました。 最後に、ななさんのお話をもとに、涙袋へのヒアルロン酸注入の上手い先生、クリニックの見分け方をまとめました。先生やクリニック選びの参考になると嬉しいです。
涙袋へのヒアルロン酸注入には、メリットだけでなくデメリットもある
涙袋形成のためにヒアルロン酸を注入する施術は、メスで切らない、短時間で施術が終わることなどから、安易に考えがちですが、以下のようなデメリットもあります。デメリットを考慮をした上で、施術を受けるかを決めましょう。
- ・ヒアルロン酸は、溶けずにしこりとなって残る場合もある。
- ・ヒアルロン酸を注入する場所によっては、皮膚が透けてみえてしまう。
涙袋へのヒアルロン酸注入のカウンセリング前に準備しておくこと
- ・デザイン、予算を決めておく。
- ・必要なヒアルロン酸の量や種類によっては、追加費用がかかる場合も。事前に追加費用を想定しておく。
- ・余ったヒアルロン酸の取り扱いについては確認する。
涙袋へのヒアルロン酸注入の上手い先生、よいクリニックの見分け方
- ・ヒアルロン酸の注入しすぎを止めてくれる先生が◎。
- ・「誰でも、どこのクリニックでも同じ」ではなく、先生の経歴や症例写真を見る。
- ・余ったヒアルロン酸の取り扱いについて、その美容クリニックの方針が明確で納得感がある(衛生管理が徹底されているか)。
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