【唇 2】唇を厚く フィラー注入(ヒアルロン酸注射)

ヒアルロン酸を注入して、ふっくらぷるぷる、おもわず触れたくなる唇へ。

1. フィラー注入(ヒアルロン酸注射)による唇増大術とは

唇のふっくらさせたい部分にヒアルロン酸を注入するだけで、ふっくらと理想の唇の形に近づけます。
切開が不要で、施術も短時間で完了し、ダウンタイムがないので、忙しい方やすぐに改善を希望される方におすすめです。
ヒアルロン酸は時間をかけて体内に吸収されるため、個人差がありますが、数ヵ月でだんだんと厚さが減っていき、1~2年で元に戻るとされています。

施術の目安

通院回数
1~3回
 1)診察  カウンセリング・契約
 2)施術  注入術
施術時間
施術トータル30分
ダウンタイム
ほとんどない(個人差あり)
料金
5万円~
上記はインターネットから収集した平均的な情報です。実際の症例やクリニックによって異なりますので、詳しくは診察にてご確認ください。

2. フィラー注入(ヒアルロン酸注射)の施術方法

まずテープや塗り薬などの表皮麻酔で、痛みを抑えます。
それから、目指す完成形に向けて、唇の数カ所に、極細の注射針で数ミリ単位ずつ注入していきます。

注入する部位や注入量の調整で、口角があがった「アヒル口」にしたり、M字型の唇にしたり、上下の厚さをバランスよく整えるなどの形成ができます。

アヒル口にできる?

「アヒル口」とは、唇の先がツンとし、口角が上がっている状態の口を指します。いつも微笑んでいるような印象になり、アヒル口の女性は可愛いと評されることも。

ヒアルロン酸を白唇(上唇の赤くない部分)の口角付近に注入して口角を上げつつ、上唇の真ん中や下唇に注入することにより、この「アヒル口」の状態に近づけることが可能とされています。詳しい施術内容は医院までお問い合わせください。

M字型の唇って?

M字型の唇はハリウッド女優のようにグラマラスでセクシーな理想的な形とされています。

下唇の中心より数ミリ左右離れた部分に多めに注入することで、若々しい立体的な唇に仕上げます。
  

3. フィラー注入(ヒアルロン酸注射)のメリット・デメリット

ヒアルロン酸注射のメリット
・すぐに効果が得られる
・施術が短時間、低価格で受けられ、ダウンタイムが少ない
・ヒアルロン酸の保水効果で唇の縦じわが改善される
・唇の形や口角の上がり具合など、軽度であれば修正できる

ヒアルロン酸注射のデメリット・リスク
・体内に吸収される性質のため、個人差があるが3~18カ月間ほどで元に戻る
・効果を持続させるには、追加で注入する必要がある
・まれに注入した部位がしこりになったり、でこぼこになる可能性がある
・術後まもなくは、注入部位周辺に内出血や腫れが起こる場合がある
・ヒアルロン酸が血管内に流れ込んだ場合、血管閉塞のリスクがある

4. フィラーの種類

唇のボリュームアップは、ヒアルロン酸が一般的です。ヒアルロン酸にも様々なタイプがありますが、唇に使用されるのは柔らかい液状で、しわを改善するタイプとなります。吸収されにくい硬めのものは、効果が長期間持続するものの、唇には適しません。

また、過去にはポリアクリルアマイドなどの化学物質を含む非吸収性のフィラーも使用されていましたが、トラブルが多く摘出が困難なため、現在はほとんど行われることはありません。

5. フィラー注入(ヒアルロン酸注射)はこんな人におすすめ

・結婚式などのイベントに向けて理想の唇にしたい方
・唇のしわがふえて老けてみるようになった方
・忙しくてダウンタイムがとれない方
・切開手術には抵抗がある方
・もとに戻せる方法で唇の整形を試したい方
・唇をふっくら見せたい方
・アヒル口になりたい方
・セクシーで魅力的な唇になりたい方

6. フィラー注入(ヒアルロン酸注射)のよくある質問

Q. 唇の注射は痛いと聞きましたが、大丈夫でしょうか?

A. 表皮麻酔をするので痛みは強くないですが、心配な方は担当医師にご相談を。
ヒアルロン酸を注入する際、施術箇所に麻酔をするため、ほとんど痛みは感じないとされています。それでも心配な方は、笑気麻酔など他の麻酔が可能か、詳しい内容などは担当医師に相談してみましょう。

7. ヒアルロン酸の溶解処置について

ヒアルロン酸を注入したものの、やっぱり排出したい、という方には、溶解注射などの方法があります。

腫れが気になる、入れすぎて後悔している、という場合は、そのまま待っていることで改善していきます。例えば、腫れは1~2週間で治まっていきますし、ヒアルロン酸のボリュームも数ヵ月でだんだんと減っていきます。

しかし、注入部位の凹凸や過度な膨らみなどイメージと異なる仕上がりの場合は、修正が必要です。
注射で吸い出すことができないため、ヒアルロン酸を分解する薬剤(ヒアルロニダーゼ)を注入することで症状を改善します。

ヒアルロン酸 溶解を希望される症例

・ヒアルロン酸を注入した部分がでこぼこのしこりになってしまった
・唇が思っていたのと違う形になってしまった
・唇で注入した部分がミミズ腫れになって、人前に出れなくなってしまった
・口を動かすとツッパリ感など違和感を感じる

一度、溶解した後で、再度ヒアルロン酸を注入することになります。

その他の治療法説明(唇・口元 )