- 施術時間
- 約5~30分
(照射数や範囲により差があります) - ダウンタイム
- 約1週間~2週間
濃い茶色のかさぶたができる - 費用目安
- 1mm×1mmで¥3,000~¥6,000ほど。
Qスイッチルビーレーザーは、メラニン色素の吸収率が高いため、シミやあざなどの色素疾患の治療に用いられます。メラニン色素を選択的に破壊するので、健康な肌へのダメージを最小限に抑えることができるとされています。
Qスイッチルビーレーザーがおすすめのシミの種類は?
- ・シミ(老人性色素斑)・そばかす(雀卵斑)
- ・青いあざ
- ・刺青(タトゥー)、アートメイクの黒色部
Qスイッチルビーレーザーは、肝斑(かんぱん)への照射はNG?
「肝斑(かんぱん)」は、頬や額、鼻の下あたりに左右対称にぼんやりとした形で出るケースが多いシミの一種です。肝斑は、炎症性のシミなのでレーザーの刺激により、かえって濃くなることがあると言われています。
Qスイッチルビーレーザー治療のよくある質問
Q:レーザー照射は痛いですか?
A:「輪ゴムをパチンと弾かれたような痛さ」を感じる方が多いようです。痛みが気になる場合は、施術を受けるクリニックに確認してください。
Q:レーザー照射後、メイクをしても大丈夫でしょうか?
A:照射後のメイクは、照射部分以外なら可能です。照射部分へのメイクは、かさぶたが剥がれたあと11日後から可能です。詳しい注意事項などは、施術を受けるクリニックに確認してください。
- 施術時間
- 約5~30分
(照射数や範囲により差があります) - ダウンタイム
- 約1週間~2週間
濃い茶色のかさぶたができる - 費用目安
- 1mm×1mmで¥3,000~¥6,000ほど。
QスイッチYAGレーザーは、2つの波長(532nmと1064nm)を使い分けることで、幅広い色素性病変治療に用いられています。シミ、そばかす、ほくろなどの黒い色素に加え、あざや刺青(タトゥー)などの赤い色素にも対応ができます。用途の広さから多くの美容クリニックで採用されています。
QスイッチYAG(ヤグ)レーザーがおすすめのシミの種類は?
- ・シミ(老人性色素斑)・そばかす(雀卵斑)
- ・赤あざ
- ・アートメイク、刺青
QスイッチYAG(ヤグ)レーザー治療のよくある質問
Q:QスイッチYAG(ヤグ)レーザーには、痛みはありますか?
A:痛みは、ほぼ感じないことが多いようです。QスイッチYAGレーザーは、レーザー光によってシミなどの元になるメラニン色素に、ピンポイントなダメージを与えます。照射部以外のダメージは最小限に抑えられていますが、照射部分は赤くなったり、かゆくなったりすることがあります。
Q:QスイッチYAG(ヤグ)レーザーは、手の甲や腕などボディのシミには照射できますか?
A:Qスイッチヤグレーザーは、手の甲や腕の他、背中や脚などボディにも照射することが可能ですが、最終的に、医師が診察した上で、照射可能かどうかの判断をするため、カウンセリング時に確認してください。
3.QスイッチルビーレーザーとQスイッチYAGレーザーの違いを比較
| Qスイッチルビーレーザー | QスイッチYAGヤグレーザー |
波長 | 694nm | 1064nm | 532nm |
メラニン色素(黒色)への反応 | 高め | 低め | 高め |
酸化ヘモグロビン(赤色)への反応 | 低め | 低め | 高め |
シミ取りレーザーには、メラニン色素に反応し、酸化ヘモグロビンにあまり反応しないことが求められる
メラニン色素が集まることで、「シミ」となります。シミ取りレーザーで重要なのは、このメラニン色素にしっかり反応することです。一方で、周りの皮膚にはできるだけ影響を与えないことも大切です。できるだけシミだけに反応してもらいたいですよね。
人間の体には血液が流れており、血液の中には赤血球があり、さらに赤血球の中には酸化ヘモグロビンがあります。酸化ヘモグロビンは光に反応しやすく、レーザーで刺激されると壊れて出血するなど、色素沈着が発生する可能性があります。
そこで、シミ取りレーザーには、メラニン色素にしっかり反応して、酸化ヘモグロビンにはあまり反応しないことが求められます。
「Qスイッチルビーレーザー」は、メラニン色素への反応が高く、酸化ヘモグロビンへの反応が低いため、シミ取りレーザーに適していると言えるでしょう。
赤みへの反応が求められる治療もある!
一方で、刺青(タトゥー)除去、赤あざ消しなど、赤みへの反応が求められる色素性病変もあります。
その場合は、532nmの波長で黒色や赤色のものに反応する「QスイッチYAGレーザー」が適しています。また、QスイッチYAGレーザーは、1064nmとレーザー光が皮膚の深い部分まで届くため、皮膚の深い層の治療で用いられることもあります。
- 施術時間
- 約5~30分
- ダウンタイム
- 数時間
※個人差あり - 費用目安
- 全顔で¥5,000~¥9,000ほど。
従来のシミ取りレーザーは、中心部が最もエネルギーが高く、端に行くにつれて力が弱まるのが一般的でした。中心部ではエネルギーが高いため炎症を起こしやすく、端部ではエネルギーが弱いため、肝斑の治療には適していませんでした。
しかし、レーザートーニングによって、均一なレーザー光を弱い出力で照射するため、肝斑の治療が可能になりました。回数を重ねるごとにメラニン量が減り、お肌のトーンアップや毛穴の改善にも効果的な治療です。続けることでより効果を期待できるようになります。
レーザートーニングがおすすめのシミの種類は?
- ・肝斑(かんぱん)
- ・ぼんやりとしたシミ
- ・くすみ
- ・両頬のシミ(老人性色素斑)
- ・そばかす
レーザートーニングのよくある質問
Q:レーザートーニングは、1回で完了しますか?通う必要がありますか?
A:レーザートーニングは1回で完了する治療ではありません。治療を継続することで、徐々に肝斑などのシミが目立たなくなっていきます。何回か照射を続け、その後は6ヶ月ごとのメンテナンスがおすすめです。
Q:レーザートーニングは、痛いですか?
A:強い痛みはなく、「輪ゴムで軽くはじく程度の痛み」と感じる方が多いようです。痛みが気になる場合は、施術を受けるクリニックに相談してください。
- 施術時間
- 約20~30分
- ダウンタイム
- 半日~1日程度
- 費用目安
- 全顔1回で¥10,000~¥30,000ほど。
ピコトーニングは、「ピコ秒」という非常に短い照射時間で行うレーザー治療です。熱ではなく、衝撃波を用いるため、肌への熱負担や色素沈着のリスク、痛みも最小限に抑えられます。従来のレーザーより、メラニン色素を微細に粉砕し、体外に排出しやすくするため、少ない回数でシミ治療したい方におすすめです。
ピコトーニングがおすすめのシミの種類は?
- ・シミ・そばかす・くすみ
- ・光治療で残ってしまった薄いシミ
- ・肝斑(かんぱん)
ピコトーニングのよくある質問
Q:ピコトーニング照射後に、メイクをしても大丈夫でしょうか?
A:ピコトーニング照射当日にメイクをしても問題ないとされています。詳しい注意事項などは施術を受けるクリニックににご確認ください。
6.レーザートーニングと、ピコトーニングの違いを比較
「レーザートーニング」と「ピコトーニング」はどちらも、シミ・そばかす・肝斑などの改善に効果的な施術ですが、以下のような違いがあります。また、「ピコトーニング」は少ない治療回数で改善が見込まれるため、より早く効果を実感したい方におすすめです。
| レーザートーニング | ピコトーニング |
レーザーのパルス幅(照射時間) | ナノ秒(10億分の1秒) | ピコ秒(1兆分の1秒) |
メラニン色素 | 熱エネルギーで破壊
※炎症や色素沈着が起きてしまう場合も。 | 衝撃波でより細かく粉砕
※炎症や色素沈着が起きにくい。 |
施術時間 | 5~30分程度(レーザーの出力による) | 20分程度 |
施術後のケア | テープによる保護を2週間程度 | 軟膏塗を1週間程度 |
レーザーでシミ、肝斑(かんぱん)に働きかける以外にも、シミの治療法はあります。
光治療
- 施術時間
- 約10~15分
- ダウンタイム
- ほぼなし※個人差あり
- 費用目安
- ¥30,000~
光治療は、治療部分に光を照射し、コラーゲンの生成を促すことにより、シミやくすみ、肌の赤み、毛穴の開きなどを治療する方法です。
3週間に1回程度、定期的に照射を行うと、成果が感じられやすくなるとされています。
■光治療はこんな方におすすめ
- ・赤ら顔が気になる方
- ・ハリのある肌にしたい方
- ・ニキビが気になる方
■光治療のよくある質問
Q:光治療の照射は痛いですか?
A:「輪ゴムをパチンと弾かれたような痛さ」を感じる方が多いようです。痛みが気になる場合は、施術を受けるクリニックにご相談ください。
Q:光治療後、メイクをしても大丈夫でしょうか?
A:照射直後にメイクをしても問題ないとされています。詳しい注意事項などは施術を受けるクリニックにご確認ください。
フォトRF
- 施術時間
- 約20~30分
- ダウンタイム
- ほぼなし※個人差あり
- 費用目安
- ¥30,000~
フォトRF(シミ・ニキビ)は光を照射し、コラーゲンの生成を促すことにより、シミやくすみ、肌の赤み、毛穴の開きなどを治療する光治療に、「高周波」がプラスされた治療法です。
高周波がプラスされたことにより、肌の奥深くまで光エネルギーが届くとされています。
■フォトRF(シミ・ニキビ)はこんな方におすすめ
- ・透明感のある肌にしたい方
- ・ニキビが気になる方
- ・シミやくすみが気になる方
■フォトRF(シミ・ニキビ)のよくある質問
Q:フォトRFの照射は痛いですか?
A:「輪ゴムをパチンと弾かれたような痛さ」を感じる方が多いようです。痛みが気になる場合は、施術を受けるクリニックにご相談ください。
Q:照射後、メイクをしても大丈夫でしょうか?
A:照射直後にメイクをしても問題ないとされています。詳しい注意事項などは施術を受けるクリニックにご確認ください。
ハイドロキノン・トレチノイン(シミ・肝斑)
- 施術時間
- ホームケア(1日2回外用)
- ダウンタイム
- 2~3日程度
- 費用目安
- ¥40,000~
トレチノイン・ハイドロキノンは、「トレチノイン」や「ハイドロキノン」を塗ることにより、シミや肝斑などを治療する方法です。
レーザー治療が難しいとされる「肝斑(かんぱん)」の治療も可能。
また、ビキニラインなどの色素沈着や、乳輪の美白の治療などもできます。
■ハイドロキノンとは
「ハイドロキノン」は、シミの原因であるメラニン色素の生成を抑えるだけでなく、メラニン色素をつくる 「メラノサイト」と呼ばれる細胞そのものを減少させる働きがあります。
しかし、ハイドロキノン自体は浸透性があまり高くないとされ、トレチノイン(レチノイン酸)などと併用し、治療されることも多くみられます。
■トレチノインとは
「トレチノイン」は、ビタミンA誘導体と呼ばれる成分の1つで、表皮にあるメラニン色素を皮膚の外へ排出する働きがあります。
ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進し、肌の若返りも果たすため、小ジワの治療やピーリングの代用として用いられることも。
■ハイドロキノン・トレチノイン(シミ・肝斑)はこんな方におすすめ
- ・シミが気になる方
- ・色素沈着が気になる方
- ・肝斑が気になる方
■ハイドロキノン・トレチノイン(シミ・肝斑)のよくある質問
Q:使用上の注意事項などはありますか?
A:ハイドロキノン・トレチノイン共に、治療中に強い紫外線を浴びるとシミが濃くなる場合があります。日中に外出される場合は日焼け止めなどの紫外線対策をするとよいでしょう。その他、詳しい注意事項などは、施術を受けるクリニックにご確認ください。
その他の治療法説明(美肌治療(注射・点滴)・スキンケア)