美容整形・治療法説明脂肪吸引・痩身治療とは
女性なら誰もが目にしたことのある美容の施術のひとつに、『脂肪吸引』があるのではないでしょうか。 脂肪を落としてスッキリしたボディラインになれる施術ですが、「どんな施術か何となく知っている」という方も多いことでしょう。
脂肪吸引の施術を行なうとき、今までは気になる部分にメスを入れ、『カニューレ』という2~4mm程度の細い管を使って脂肪を吸引する方法が主流といわれていました。最近では、『ボツリヌストキシン注射』など様々な方法で施術が行えるようになりました。
しかし、「興味はあるけど、具体的な方法は知らない…」「痛みはどれくらい…?」「傷痕は残るの…?」など、施術する部分が直接見られない皮下だけに、疑問や不安は大きくなってしまうものです。
そんな疑問や不安を解消できるよう、ここでは脂肪吸引を中心に、レーザーなどによる痩身の施術方法をご紹介しています。 自分にピッタリの方法を探して、スリムなボディラインを手に入れましょう!
超音波脂肪吸引について
手術時間 | ダウンタイム | 費用 |
---|---|---|
30~90分 | 1~3週間 | 20~60万円程度 |
超音波脂肪吸引とは
超音波を脂肪に照射すると、脂肪細胞を破壊し、脂肪細胞間の結合が緩まることにより、脂肪が柔らかくなります。そこにカニューレという細い管を挿入して、脂肪を吸引する方法です。
溶けて液状化した脂肪は低圧力で吸引するため、血管や神経など組織のダメージも抑えられ、体への負担はほとんどないとされています。 このテクニックが生み出されたことで、今までの脂肪吸引より細いカニューレで、繊細な吸引が可能になったとされています。
吸引しづらい脂肪もスッキリ?
皮膚のすぐ下にある脂肪は、従来の脂肪吸引では吸引しづらかったのですが、超音波脂肪吸引であれば取り除けるとされています。 また、皮下組織に存在する線維組織を壊さずに脂肪を吸引できるので、皮膚がたるむ可能性も低くなるといわれています。
超音波脂肪吸引はこんな方におすすめ
- 脂肪を除去したい方
- 痩せてさらに引き締まったボディラインにしたい方
- 腫れやむくみを避けたい方
超音波脂肪吸引に関するよくある質問
- Q
- 施術の後はどのくらいの期間腫れるのですか?
- A
-
腫れや痛みは吸引する部位などによって個人差がありますが、重い筋肉痛のような感覚が1~3週間程度続くとされています。 施術後にスポンジや包帯を巻いて圧迫するため、ある程度腫れを抑えられるようです。
- Q
- 傷痕は目立ちますか?
- A
-
目立たない場所から施術しますが、3~5mm程度の傷痕が残ることが多いようです。しかし、ほとんどの方は3ヵ月から半年ほどで傷痕が目立たなくなるとされています。 個人差があるので、心配な方はクリニックの先生に相談してみてください。
- Q
- 肌がデコボコになると聞いたのですが、実際はどうですか?
- A
-
施術後はコラーゲンが増加するので皮膚が硬くなり、それに伴って肌の表面がデコボコになることがあるといわれています。 しかし、これは傷が治るために必要な反応なので、1~3ヵ月程度で少しずつ馴染んでくるようです。
レーザーについて
手術時間 | ダウンタイム | 費用目安 (※ハガキサイズ) |
---|---|---|
10~30分程度 | ほぼなし | 10~15万円程度 |
レーザーとは
ダイエットでは落とせなかった部分的な皮下脂肪をレーザーの力で溶解し、イメージをしたボディラインへと導く部分痩身の方法。施術後、溶解した脂肪は少しずつ吸収され、時間の経過とともに汗や尿などの老廃物として体外に排出されるようです。施術後2~4ヵ月経つと成果が現れてくるといわれています。
レーザーと脂肪吸引・痩身治療との違い
レーザーは挿入口が小さいため、傷跡は2~3mm程度になるとされています。部分的な施術であれば、翌日から仕事することもできる方が多いです。また、脂肪吸引では得られなかった肌の引き締め効果が期待できるとされています。
レーザーはこんな方におすすめ
- 部分痩せしたい方
- 施術後あまり時間をかけずに仕事に復帰したい方
- 脂肪吸引など痩身の施術に抵抗がある方
レーザーに関するよくある質問
- Q
- 施術後の痛みはありますか?
- A
-
個人差はありますが、軽度の筋肉痛のような痛みが1週間程度続きます。施術当日のシャワーなどに関しては、ドクターにご相談ください。
ボツリヌストキシン注射について
手術時間 | ダウンタイム | 費用 |
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10分程度 | 施術直後から外出可能 | 5~20万円程度 |
ボツリヌストキシン注射とは
ボツリヌストキシンとは、ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一種です。濃度を薄めたボツリヌストキシンを筋肉が張って太くなった部分に注射すると、筋肉に一過性の麻痺が生じます。それにより、太くなっていたふくらはぎや顔がスリムになるとされています。 ただし、施術後すぐに成果が現れることは少ないとされています。
筋肉の働きを弱めて衰えさせることで、少しずつ筋肉を細くするので、成果が現れるまで2~3ヵ月程度必要とするようです。
エラボツリヌストキシン注射は歯ぎしりに効果的?
エラボツリヌストキシン注射は、咬筋(噛むときに使う筋肉)にボツリヌストキシンを注射して咬筋を萎縮させ、エラの張りをとって小顔にする方法です。また、エラボツリヌストキシンを注射すると、咬筋の緊張が緩和されるため、歯ぎしりの改善にも成果があるといわれています。
ただし、歯ぎしりが改善されても、噛み合わせが悪かったり顎関節症を患っているなど、根本的な原因がある場合は、エラボツリヌストキシン注射だけでそれらが改善するわけではないとされています。 専門的な治療を行なうことも必要なので、専門医に相談してみましょう。
ボツリヌストキシン注射はこんな方におすすめ
- ふくらはぎの筋肉が張っている方
- 小顔にしたい方
- 歯ぎしりが気になる方
ボツリヌストキシン注射に関するよくある質問
- Q
- 副作用はありますか?
- A
-
重症筋無力症などの特殊な体質の方を除き、心配するような副作用が起こる可能性は低いとされています。ただし、妊娠中や授乳中の方に対しては、安全に配慮して施術を行うため、念のためクリニックへ事情を説明し、お問い合わせください。
※施術によって生じるダウンタイム(腫れる期間)や効果には個人差があります。
※手術法、術名などはクリニックによって異なります。
※詳しくはご希望のクリニックまでお問合せください。