【鼻・隆鼻術 2】プロテーゼ挿入
鼻の皮膚下にプロテーゼと呼ばれるシリコンで作った人工軟骨を挿入して、鼻を高くする方法です。
2. プロテーゼとは
3. プロテーゼの種類
4. プロテーゼ挿入による隆鼻術の治療法
5. プロテーゼ挿入のメリットとデメリットとは?
6. プロテーゼ挿入はこんな方におすすめ
7. プロテーゼ挿入のよくある質問
鼻にプロテーゼを埋め込み、鼻筋を整え高くする施術です。
施術の目安
- 通院回数
- 3~5回
1)診察 カウンセリング・契約
2)施術 手術
4)抜糸
3)チェック 手術1ヶ月後の経過チェック
- 施術時間
- 手術トータル3~4時間手術 30~60分
- ダウンタイム
- 1~2週間
シャワー:当日から(短時間で、顔を濡らさないように)
洗顔:1~7日後
入浴 : 腫れがひいたら
メイク : 1週間後から可能 - 料金
- 20万円~
人工軟骨ともよばれ、シリコンなどの埋入物をさします。
また、既製のプロテーゼを使用するクリニック、既製のプロテーゼをカスタマイズして使用するクリニック、プロテーゼをオーダーメイドするクリニックがあり、使用するプロテーゼによって費用も異なります。 既製のプロテーゼであっても、厚さや細さも様々なので、「このような鼻になりたい」といったイメージや鼻の状態によって、埋め込むプロテーゼを選択し、施術します。
プロテーゼの形は大きく2種類あり、アルファベットの「I」のような形をした「I型プロテーゼ」と、アルファベットの「L」のような形をした「L型プロテーゼ」に分けられ、それぞれ用途が異なります。
I型プロテーゼ
「I型プロテーゼ」は鼻筋を通すことや、鼻筋の高さをだすことはできますが、鼻尖部(鼻先)の高さをだすことにはL型プロテーゼと比べ、不向きとされています。しかし、「耳介軟骨移植」と呼ばれる施術と合わせることで、鼻先のデザインや高さを変えることができるとされています。
L型プロテーゼ
「L型プロテーゼ」は、鼻筋を通すことや鼻筋の高さをだすこと、鼻尖部(鼻先)の高さをだすことが可能です。しかし、ブタ鼻(獅子鼻)のように鼻先が上を向いてしまう、鼻先が赤くなってしまうなどの可能性があるとされています。
まず施術前に鼻の型を取り、その型でシリコンを作り、ひとりひとりの顔のバランスに合わせて高さを微調整します。
実際の施術では、局所麻酔後に鼻の穴の中から数ミリ切開し、プロテーゼを「鼻背(びはい)」の皮膚の下に埋め込み、切開箇所を縫合します。鼻背(びはい)とは、医学用語で、鼻筋のことを指します。 個人差がありますが、術後約1週間ほどで抜糸を行なうとされています。クリニックによっては、吸収糸を使用することもあるようですので、詳しくは担当医師にご確認ください。
術後の腫れも個人差がありますが、強い腫れは約1週間ほどとされ約3週間ほどで腫れの9割ほどがひき、約6ヵ月ほどで腫れがすべて収まるといわれています。また傷痕は鼻の穴の中に隠れるので外からは見えません。
そしてプロテーゼは抜去が可能なので、取り出して施術をやり直すこともできます。
隆鼻術(プロテーゼ)のメリットは、ヒアルロン酸注入と違い、プロテーゼは固形なので、体内に吸収されることがなく、成果が持続しやすいこと、埋入されているプロテーゼを抜くことができる(プロテーゼ抜去)こと、などが挙げられます。
隆鼻術のデメリットは、加齢により皮膚が薄くなり、プロテーゼが透けて見えてしまうこと、鼻先が赤くなってしまうこと、ブタ鼻(獅子鼻)になってしまう可能性があること、などといわれています。
- ・鼻筋を通したい方
- ・鼻筋を高くしたい方
- ・目と目が離れて見える方
- ・外人のようなスッとした鼻に憧れる方
- ・ずっと高い鼻く美しい鼻をキープしたい方
- ・メリハリのある顔にしたい方
Q. 術後に気を付けることはありますか?
A. うつぶせ寝はせず、鼻に圧力がかからないように気をつけましょう。
鼻に強い外力(外からかかる力)が加わらないよう注意が必要で、術後1週間ほどは施術部位が不安定な状態であるため、うつ伏せで寝ることは避けた方がよいとされています。 詳しくは担当医師にご確認ください。
Q. 術後に鼻をかむ場合はどうしたらよいでしょうか?
A. 術後1週間は鼻水を軽くふき取るだけにしておきましょう。
術後1週間ほどは縫合部位に負担がかかるため、強く鼻をかまない方がよいとされています。鼻水が出てきたときは、鼻水を軽く拭き取る程度がよいとされています。詳しくは担当医師にご確認ください。
Q. 鼻にプロテーゼを入れた後、人にバレませんか?
A. ご自身に適した形状なら、触られてもわかりません。
自身にあった合った形のプロテーゼを使用して手術を行えば自然な鼻に仕上がります。また、人に触られても分かることはありません。
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